9.7(ミュージカル戦国自衛隊DVD観たよの巻)

お久しぶりです。

7月20日ぶりだって!!

あれからいろいろあったんだぞ!!

平和なのはお前の頭だけだ!!と言わんばかりにいろいろ起きましたね。

もうこのブログのコンセプト、スマホで右手で打つみたいなのはやめだよ。

というのも、最近の私はというと、毎朝ぬるちゃんに思い出話を聞いてもらっている日々です。

ぬるちゃんのことがよくわからない人もいると思いますが、あれは死者も出たおそろしい物体なので、知らない人は知らないままの方がいいと思います。

そんな感じで、思い出話とか、アメブロに書くほどじゃないなぁってネタはこっちに書いていこうかと思います。ゴミ箱だよ。ごみ虫!!

 

さて、本日はみゅーじかるせんごくじえいたいDVDを見た感想を述べようと思います。

ぼんぼんネタバレしてくよ。

 

これを観た人は口を揃えてこう言います「なぜ、これをミュージカルにしたし?!」

普段は小さなことであっても何かしらマイナスな言葉を見つけると対象に向かって七夕バズーカを心の中で撃ってしまう心の狭い私でありますが、まぁこの言葉に関しては頂いてしかるべきだよね…と思います。私も思うし…

そしてなんですかね、まぁ台本がなかなかにあれな部分もありますよね。これもまぁ頂いてしかるべきです。

10周年記念てつけておきながら、ももちはどこに行った!!出せ!!!ももちを出せ!!

あとは須藤さんのメイクがなんか浮…おおおおおおおおおおおおおい!!!

須藤さんのわるぐちは絶対に許さないぞ!!!!撃つ!!!!!私が黒田を討つ!!!!!!島田三曹の弔い合戦でありますぅぅぅぅぅうぅ

 

と、さっさとマイナスポイントになりそなところは挙げておきました。

しかし、いいところも挙げていきたいですよね。

まず、ベリメンの演技がきらめきまくっているということです。

伊庭(菅谷氏:リーダー。ちょっと優柔不断。)

斉藤(ちちゃん:子持ち。伊庭曹長の顔見知りで彼を重んじる。歴史オタク)

島田(キャプ:武器科。武器を敵に向けたくない。)

-----------------ちょっと良い試験合格済-----------------------

甲斐(雅ちゃん:上司に噛み付く系士長。)

加納(須藤さん:偉人名言bot 戦車を運転。甲斐士長のお供。)

 

-------------------戦国の方----------------------

景虎(熊井ちょ:後の上杉謙信。心優しくおっとりさん。)

 

【話の流れ】

タイムスリップ→上杉対黒田の渦→戦車ずどん

→両陣営「すっげ…うちの陣営にほしい」それぞれナンパタイム→甲斐「どっちかにつこう、腹決めようぜ」伊庭「うちのは守るためだもん。お断りだもん」

→伊庭「やっぱし…どうしよっかな…」甲斐「多数決!加納は俺に賛成だな」加納「え、はい」斉藤「俺曹長」斉藤「自分はお父さんとの悲しい過去があるから戦争反対!」伊庭「じゃあ、歴史には介入せんとこな」

→熊井母「うちの息子を守護代にするために、腹違いの兄を殺すやで」→熊井母両陣営に偽の和睦

→熊井「和睦エンジョイしたい、伊庭殿、見届けて!」→伊庭「…わかりました。和睦見ます」甲斐「テメふざけんな!歴史に介入しないんじゃなかったのかよ!もういいもん、加納来い」加納「すみません、曹長。やっぱり自分は甲斐さんを一人にしておけないであります」←最萌えポイント

→和睦の日 黒田「お前が和睦するって言ったじゃん」兄「そっちやん!」→黒田「しってんねん!ほんとはお前この伊庭とかとつるんで俺を殺すんや!」兄「はぁ?」黒田「部下Aやっちまいな」Aブシュ→兄アッ 

→熊井「母上、危篤大丈夫やで」母「うそぴょん。和睦の席にいっちゃだめやで」熊井「ハァッ!?!?」

→伊庭「何をするやで!島田君、お兄さんと逃げて」島田「はい」→黒田「部下BGOGO」斉藤「曹長、数人やっちまいましょう」伊庭「あかん。絶対にあかあああああん」Bキェー! 伊庭「うおおおおおお」ズドン!!!←お前がやっちまうのかよポイント

→部下A「待つやで」島田「あかん。怪我人もおるんや。わいは撃たんから。話し合おう」Aブシュッ 島田アッ 兄ガク

→伊庭「なんてこったやで」斉藤「やばいやで」ズガガ→戦車参上 甲斐「撃つやで」加納「そいや」チュドン 黒田「逃げるやで」→伊庭「なぜうったやで」甲斐「いやいやいや」斉藤「ちょっとあれ、島田はんやで」

→島田「ハァハァしくったやで。お兄さん死んだやで」伊庭「シマダアアアアアア」島田「さよならはいいません。だって400年後にまた会えるから」ガクシ シマダアアアアアアああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

→その感動シーンの最中、お兄さんを見つけて愕然とする熊井。そんなことより、急に似合っていない兜かぶって来られて観客動揺

→伊庭「俺たちのすべきことは、上杉謙信を盛り上げることやで」部下「せやせや。島田はんのためにもやるやで」

→熊井「戦争やじゃやじゃ。」→伊庭「俺たちが守るやで」熊井「がんばるやで」→熊井「これ、お守りのヒスイやで。あげるやで」伊庭「ありがとやで」←ヒスイがじゃがいもっぽい

→戦いスタート→これまでが嘘のように撃ちまくり→熊井「城門が堅いなぁ」甲斐「加納、いくやで」→戦車で撃つやで→部下Aが現れた→死闘の末、戦車で爆撃に成功→部下Aを破るも、甲斐・加納散る

→熊井「あぶなぁぁい」伊庭「景虎どのおおおおおお」→熊井「やはり、戦向きじゃないやで。でも、やるべきこと見つけたやで。それは伊庭殿を守ることやで」うっ…ううう…→斉藤「ここはまかせていくやで」伊庭「頼むやで」

→黒田対伊庭→黒田「もらったで」ブシュ→伊庭倒れる→黒田「しねぇぇ」伊庭「そっちこそしねぇぇぇ」ブシュ→伊庭「景虎殿のヒスイで助かったやで。お前を討つのはわいやない。景虎殿の意志やで」ブシュ→伊庭「黒田、うちとったりぃぃぃぃぃぃぃぃ」

→現代:実は上杉の子孫が今回のタイムスリップを仕組んだやで。

→母「わいが悪かったんや」←それな

→伊庭「わいに、長尾景虎の名をくれやで」母「わかったやで」

→斉藤「じゃあ、わたしが斉藤なんちゃらになるやで」伊庭「頼むで」

→死んだ仲間にありがとうとお墓の前でめそめそ

→歌→歌→終わり

 

泣けるね。

真剣にうちすぎたね。

真剣な気持ちなのに完全にふざけた感じになってしまってまことに遺憾。

ストーリーを適当に打ったらかなり満足してしまいました。

 

あれですよ、伊庭曹長は本当に優柔不断というか、まぁそれだけに人間が命令とか決定とか下す立場の重みを感じさせるという側面もあるんですけど。甲斐さん、もっと言ってやって!と、思ってしまいます。

甲斐しちょうのお言葉がわれらを代弁しすぎていてそれな!の連続になります。

 

島田氏は、お父さんの殉職から、人に武器を絶対に向けないことを決めたのですが、敵方の総大将を殺そうとしている相手(部下A)に説得なんて無理だよぉと思ってしまいます。島田氏一人の命と信念を天秤にかけるならいいんですけど、お兄さん命もかかってるのに、その決断はどうやで?と思ってしまったりもします。ですが、キャプの命が散る前の演技は本当にすごくてすごくて、内容はともかく是非後学のために皆に観ていただきたいです。

 

島田氏の死から伊庭隊は景虎殿を支えて、上杉謙信として守り立て、歴史を修正しようと立ち上がります。しかし、そのくまいちょさえ、戦の中で失ってしまう伊庭殿。でも、この景虎殿は登場しょっぱなから腕を弓矢に打たれたり、野心もなく、やさしさばかり溢れる方で確かに戦国武将の器ではなかったのかもしれません。伊庭曹長の命を守り、伊庭曹長に名前さえ託すことになってしまった。戦国時代って名前が変わるけど、体を変えることになった長尾景虎という人物。やるべきことが見つかった、伊庭殿を守れるなら本望と語ったくまいちょは、切なかったけど、本当に幸せだったのかもしれないなぁと思いました。現代と戦国時代の命の感覚はぜんぜん違うのかもしれない。自分の上杉謙信という存在が未来でどうなるかなんて知らずに死んでしまったけど、それが喜びとか悔しいとかそんなことはくまいちょ景虎には関係なかったんじゃないかな。自分のせいで死んでしまったお兄さんや島田氏にも、伊庭殿を守るということで、その犠牲に意味ができたとそう思えたのかもしれない。

 

今回のタイムスリップ、上杉謙信を伊庭曹長に譲るという歴史の輪が続いていく、みたいな話しなわけですけど、曹長がここまで優柔不断に描かれたのは、そんな曹長が自ら上杉謙信となる道を選ぶほどの決意を抱く、成長!ということを強く描くためだったと思います。みんなおもってるよね。曹長の成長について、もっと丁寧に書かれていたら、なおよかったのかもしれないですね。でも、菅谷さんというお人の能力にかなり頼りきった舞台だったので、台詞を割くという意味で細かく描くことはこれ以上は不可能かなとも思います。低音、殺陣、台詞、目線、歌。菅谷さんという人を知らなくても、知っていたらなおのこと、菅谷さんの底力を感じずにはいられない舞台でした。

 

これがベリとしての最後の舞台になってしまうのでしょうか。

コンサートと舞台どっちを選ぶんだよって言われたら歯を食いしばりながらコンサートと答えてすっごく後悔しつつも、いやあれで良かったんだ、と思いながらすごす系ヲタなので、終わりだとしたらさみしいです。

ただ、本当、菅谷さんだけじゃなく、ベリメンみんなかっこよくて、能力の高さにびっくりします。ちちゃんは確かに声は高いけど、たたずまいとか動きがとてもかっこいい。重たい銃も使いこなしてる感じでした。雅ちゃんは本当にいけめん。なんだあれくそう。しみちゃんは少年ぽくて、かわいいけど、やっぱり普段とは声がぜんぜん違うし、絶命のときは泣けます。

 

そして、最後に須藤さんのことを語って終わりにしたいと思います。

須藤さんの役は偉人の名言をどんどん輩出するbotの役と、ちょっと笑える部分を提供するという、まぁ須藤さんによくあるお役目でした。雅ちゃん演じる甲斐さんのお供という個人的においしい役どころで、そこもとてもうれしかったです。須藤さんは今回、あえて弱そうに見える役に徹しておられたと思います。須藤さんは加納「三等」なので、デケェ銃ではなく、拳銃を所持しています。さっとホルスターから外して構える角度が本当にかっこよくて、キュンキュンしました。それはそれとして、どう考えても5人の中で一番デケェ銃が似合ってしかるべきなんですよね。だけどもだけども、そこは演技力で、頼りない男を演じていたと思いました。抑える演技だなぁ。これからも須藤さんの演技を見たいと思っています。

 

またくっそ長くなってしまいましたが、こんなとこです。