9.9(ベリ紺処女を捨てたときのことを思い出そうの巻)

ふざけたタイトル…

ベリ武道館のグッズにキレたヲタに袋にされそうです。

むしろ怒りを私にぶつけましょう。

 

先ほどおトイレで今日は何を書こうかなぁと思っていたときに、ふと、自分が初めてベリ紺に行ったときのことを思い出しました。

私が初めてベリ紺に行ったのは、2009年11月8日に今は亡き、大阪厚生年金会館(現在のオリックス劇場)の昼公演です。

当時私は娘。ヲタだったのですが、じわじわとベリーズさんへの関心を高めており、一度行ってみようかなぁ…ワクワクという気持ちであったことを思い出します。

一般発売のファミ席が残っており、喜び勇んでチケットをゲットしました。

ら。

なんと、2枚取ってしまっていました。

激しく動揺したわたしですが、とりあえず唯一のヲタ友と言っても過言ではない四国の人に連絡を取るも丁重にお断りされました。そりゃそんな急にはこれないよな…どうしよ…席を空けるのもいやだなぁと悩んでいたところ、ダメもとで、同期のFちゃんに声をかけてみることに…

やべぇ…友達のなになにちゃんとかイニシャル出すのすごい興奮する…たまらん。なんかリア充しつつヲタもやってる人みたい。ブスじゃなさそう。ヤバイ。

失礼、取り乱しました。

同期のFちゃんに声をかけたところ、いくいく!!行ってみたい!と言われてうれしい悲鳴を上げるわたし。

さっそく、ベリーズに関するレジュメを作成し、Fちゃんに渡しました。

キャラ紹介だったと思います。懐かしい。長々と書いてもしょうがないので、A41枚のコンパクトなものにしました。写真も載せました。

そして、当日、Fちゃんと待ち合わせ。カラーがあることをお伝えしていたところ、彼女は何者にも染まらない色を選んだと白で現れたのが最高に面白かったです。会場前が公園になっているのですが、そこで開場を待ちながら、熟読したためにしわしわになったレジュメを読んで予習に余念のないFちゃん。

当時クールハロー?何それ??だったので、もちろんカラフルなTシャツがうろうろ。まぁ、今もカラフルですけども。そんな色を見ながら、○○色だからなになにちゃん、と指差し確認するFちゃんを見ながらとてもほほえましい気持ちになったことを覚えています。

そうそう…大切なことを言及していませんでした。

なんとこの公演、くまいちゃんとちちゃんがお休みでした!!!インフル工房の影響で!!!!

まさか初めてのベリ単独紺でメンバーが欠けた状態とは思いませんでした。元気になって本当に良かったけど、びっくりおよび心配でした。

Fちゃんに、実はこの2人がお休みなんだとお伝えしたところ、それでも町を練り歩く緑Tを見つけて、「あの人にはやさしくしてあげんとね」といじらしいことをおっしゃっていました。ヲタか。

 

着席したFちゃんはグッズパンフレットを見ながら、改めて予習。今までレジュメしか見ていなかったFちゃんは、雅ちゃんの髪型の変わりように驚きを隠せません。

そしてここで衝撃の発言「なぁなぁ、このつくながってさ、ちょっと(自主規制)」ベリヲタ最大派閥のももヲタに袋にされるのではないかとわたしは震え上がりました。しかし、しかし、この自主規制の内容は普段よくももちがかけられがちなワードでした。ひどい言葉ではありません、よく聞くやつです。ただ、私がうつのいやだっただけですwぜんぜんひどくありません。そうだわ、そうだわ、と私は落ち着きを取り戻し、「Fちゃん、そんなこと言ってられるのも今のうちよ」と大人の余裕を見せました。そしてそもそも「つぐなが」だよと思いましたが、面白かったので二人で「つくさん」と呼んでいました。つんくか。つんく早く元気になって。。。

 

そして開演。

2名を欠いたベリは少し寂しかったけど、それでもパワフルでした。今よりちょいとだけフレッシュだったかもしれませんw

私の未来のだんな様の赤いドレスが忘れられないです。須藤さんがすっごくきれいで似合ってて。幸せだなぁと思いました。印象深いといえば、一番すごかったのはやっぱり鯛の着ぐるみでしたけど。びっくりしたのか、Fちゃんも「なんなん、あれ」と、コンサートの間は喋らないというレジュメの注意を破って思わず私に耳打ちしてきました。無理もないです。みやびちゃんの見事なえびぞり。

今ではどんな内容のお話かも忘れてしまったのですが、2人を欠いた状態で正規プログラムができず、須藤さんがピンチヒッターで須藤+誰かの臨時MCがあり、高まった覚えがあります。初めての参戦だったけど、須藤さんがどういう人なのかは割と存じておりましたので、こういうところで頼りにされるということに目頭が熱くなった覚えがあります。

アイドルに比較論を持ち出すことこそ、愚の骨頂だとは私の尊敬する大田原教授のお言葉なのですが、比較ではなく、私は娘。ヲタそれも高橋さんのヲタだったので、須藤さんのパフォーマンスが私に与えてくれる感情が、高橋さんとはまったく違うものでありながら、根底はやはり元気になる、これからもがんばろうというものであり、やっぱりアイドルって最高だなぁなどと思ったことを覚えています。何だこの文章。大田原って誰だよ。

 

そして終演後、さっそくFちゃんにお話を伺うと、「つくさん、すごい」「つくさんは、アイドルやわ」「つくさん、わざと座るときかわいく見えるように工夫して、ずるいと思った」とずっとつぐながさんのことを言ってて、さすがももこ大先生。一般人のあなたへの氷山のような思い違いがわずか2時間弱ですでに、春の雪解けです…と胸を熱くしました。

なお、私の最愛の須藤さんは「あなたの好きな子…なんか、普通、って感じだったね」と感想を頂きました。そっか~と特に何にも思わずうちに帰ったらFちゃんからメールが来ており、「あなたの好きな人に普通なんて言ってごめんなさい…」から始まる結構長い謝罪メールを頂きました。ぜんぜん気にしてなかったんですけど、いい友達をもったなぁと思いました。

今では、須藤さんのことは「まちゃん」とどこを伸ばしたらいいのかわからない呼び方で呼んでくれ、よく近況を聞きだしてくれます。

そんな感じで私の初めてのベリ紺は終わりました。

ベリもなかなか面白いなぁ。また日程が合うようならいこっと♪なんて、当時はこんなことになると思わず、ベリーズ沼への第一歩を踏み出したのでした。

おわり